こんにちは。
埼玉県草加市、東京都足立区を中心に仕事をしている石材店、篠原石材の篠原匠です。
前回に引き続き、篠原石材の強みについてご紹介していきます。
前回の記事はこちらです。
篠原石材の強みを考えてみました ~その1~
篠原石材の強みとして、下の三つを挙げました。
① お墓自体にお金をかけられる(値段の割に高品質なお墓)
② 資格を持ったお墓のプロ・石のプロが対応している
③ 地域での実績、安心感がある
今回は「② 資格を持ったお墓のプロ・石のプロが対応している」についてです。
一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、お墓を建てる仕事、石を扱う仕事についても、何種類かの資格があります。
石材業は資格がなければ仕事ができないわけではないですが、やはりプロというからには名乗れる資格があった方がお客様にとって安心感はあると思います。
もちろん、資格を取るために勉強をしたり、技術を取得したりすることが必要ですので、その知識や技術の裏付けとして資格があります。
石材施工技能士
石材業関連でどんな資格があるのかということですが、まずは国家資格である石材施工技能士です。
これは簡単に言うと、石を扱う技能・技術を持っているかどうかという資格です。
石材の中に石材加工、石張り、石積みという三つのカテゴリがあり、私たちは石材加工と石張りの技能士資格を取得しています。
この資格を取得するにあたっては、相応の技術を持っていることが前提で、課題図面に書いてあるものを理解して実際に仕上げる考える力と時間内に終わらせられる練度が必要です。
メディアなどで「一級技能士」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、当社では雅之がいずれも一級、匠がいずれも二級(勤続年数の関係で今年度一級を受検予定)を取得しています。
施工に携わる人全員が技能士の資格を持っているお店は実はそこまで多くはないと思います。
特に大きい会社になればなるほど、職人全員の技術向上に取り組むのは難しいでしょうし、資格取得の面倒は見られないと思います。
そうなると、職人によって技術に差が出てくるので、出来上がるものの品質に差が出てきてしまうことになります。
当社ではそうしたバラつきはありませんし、資格に裏付けされた技術を持った者が責任を持って最初から最後まで一貫して施工をしています。
お墓ディレクター
技術面は技能士という資格でしたが、知識という面ではお墓ディレクターという資格の一級も二人とも取得しています。
これは国内最大の業界団体である、一般社団法人日本石材産業協会が認定する資格で、お墓に関する知識、宗教の知識、石の知識などを問う資格です。
このお墓ディレクターですが、一級は取得が結構難しく、二級取得者が4426名に対して、一級取得者が737名しかいません。(2018年現在)
それだけ知識の幅や深さが必要とされる資格になります。
昨今では石材業界全体として、知識の向上やお客様満足度の向上を掲げており、そのうえでお墓を建てる意味や大切さをもっと伝えようという流れが起きています。
お墓を建てようと思って石材店と話をしている時に、値段だけをお話する石材店よりお墓の大切さやお墓の意味も話せる石材店を選びたくなるのは自然なことだと思います。
また、石を選ぶ際にもただ見本石を見せるだけより、どこの石でどんな特徴があって、どんな変化をするかを話せた方が、お客様の満足度も高くなるはずです。
お墓を建てるだけではなく、その意味や歴史を知っていることでお話しする内容にも厚みが出ますし、宗教のことを知っていれば供養の相談にも答えられます。
そうした観点ではこのお墓ディレクター一級という資格を持っているというのは大きな強みになります。
まとめ
私たちも保有する、石材業の主要な資格を二つご紹介しました。
もちろんこれらの資格を取得して終わりではなく、様々な勉強会で業界の新しい情報を手に入れたり、産地の見学に行ってお墓や石について生の情報を勉強したりしています。
ごくまれに「石なんてどれも同じでしょう」とか「お墓なんてどこで建てても同じでしょう」などと言われる方もいますが、建てる会社、建てる人によって大きく異なるということだけはハッキリ言わせていただきます。
お客様が安心してお墓を建てられるように、そしていつまでも守っていけるように、私たちはプロとして知識や技術を高めています。
そうした努力が少しでもお客様に伝わればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
草加市・足立区でお墓のことなら、親身な対応・丁寧な施工の石材店
篠原石材工業有限会社